簡単にできちゃう!ウォシュレットのお手入れ!!
みなさんのご自宅にウォシュレット(温水洗浄便座)は設置してありますか。
現在、一般的なご家庭でのウォシュレットの普及率は7割を超えており、100世帯当たりの保有数は100台を突破しているという驚きのデータがあります。(参考:内閣府 消費動向調査)
その背景には国民の清潔志向の高まりや消費者のニーズに対応した機能性で快適さを向上させていったからだと言えます。
そんな毎日使うウォシュレット、あなたはきちんとお手入れできていますか?
最近のウォシュレットは主婦たちの声がたくさん詰まったお手入れのしやすいものになっているのです。
今回はウォシュレットのお手入れについてご紹介します。
-TOTOの場合-
■きれい除菌水(アプリコットのみ)
便器をキレイに保つとき、パナソニックのアラウーノのように市販の洗剤を設置して洗い流すたびキレイにしていくというものが一般的でしたが、TOTOの場合は普通の「水道水」なのです。
「え、水道水でキレイになるわけないじゃない!!」
とお思いのかたいらっしゃるかと思います。
水道水に含まれる塩化物イオンを電気分解させて除菌成分である次亜塩素酸を含む水に生まれ変わります。
その「きれい除菌水」をミスト状にして自動で定期的にふきかけるので、清潔に保つ事ができます。
時間が経ちますと水に戻りますのでご安心ください。
この機能のすごいところはウォシュレットで出てくるノズルの外側・内側をウォシュレットウォシュレット使用時は水道水で洗浄し、トイレ使用後には「きれい除菌水」でさらに除菌を行います。
また、使用していない時でも定期的に洗浄しキレイをずっと保ってくれます。
便座の裏は防汚効果の高いクリーン樹脂を使用しているので汚れがこびり付かずはじくのでサッとひと拭きで終わりそうですね。
-LIXILの場合-
■鉢内除菌(グレードによって異なります)
あの有名なシャープのプラズマクラスターが備え付けられており、プラスマクラスターイオンを放出することで便座のフタ・便座裏・ノズルまわり・トイレ鉢内全体に充満し、トイレの鉢内の浮遊カビ菌や付着しているニオイの原因菌を99%以上も除去するという「見えないところにも手が届く」機能です。
ノズルがおしり洗浄用と女性にやさしいビデ洗浄用のふたつがあり、使用前後にノズルをたっぷりのお湯で洗浄します。
また「ノズルそうじ・お掃除モード」のスイッチを着座時に押すとたっぷりのお湯でノズルを洗浄し、座っていないときはお湯を出さずにノズルのみが伸出するので、ノズルの先端を取り外してお手入れやその部分のみカンタンに交換ができます。
便座の裏は継ぎ目が一切なく汚れが入り込むことなくシートで拭き取ってしまえばお手入れ終了です。
2社ともウォシュレットを真上に持ち上げると簡単にリフトアップし、便器とウォシュレットの奥の隙間もラクにお手入れができるようになります。
そして実はウォシュレットをフタの閉めた状態で手前に引くと簡単に本体が外れるようになっており、ホコリが溜まりそうな便座とタンクの隙間のところまで丸々お手入れをすることできます。
基本的にウォシュレットのお手入れをするときは基本的には柔らかい布で、トイレ用の中性洗剤よりも少し弱い台所用の中性洗剤を使用するとよいでしょう。
そしてお手入れで1番大切なのは「毎日継続させること」です。
ウォシュレットを脱着させるまではいかなくとも、便器や便座はこまめにお手入れをし、家族にも汚したと思った時にはすぐにふいてもらうことを徹底付けて毎日清潔に保っていきましょう!